こんにちは!QS agriの桜間です。
今回はイチゴ栽培で絶対に知っておきたい「肥料の3要素」について解説します。なぜNPKが重要なのかを理解すると、施肥設計の考え方がかなり整理できますよ。
植物の栄養素について
植物には、全部で16種類の栄養素があります。その中でも、植物が特に多く必要として、しかも不足しやすい栄養素のことを「多量要素」といいます。
肥料の3要素(NPK)
窒素(N)・リン酸(P)・カリウム(K)
肥料の5要素
NPKに加え、カルシウム(Ca)・マグネシウム(Mg)
微量要素
硫黄・マンガン・ホウ素・鉄・銅・亜鉛・塩素・モリブデンなど
多量要素が不足すると植物は元気に生長できません。また、微量要素であっても不足すると、うまく育たない・病害虫に弱くなるといった問題が起きてしまいます。
NPKとは何か
NPKとは、N(窒素)・P(リン)・K(カリウム)という、植物の成長に必要な三大栄養素を表した略語です。
肥料のラベルを見ると、例えば「8-8-8」などの数字が書いてあります。これはNPKそれぞれの配合バランスを示しています。
例:肥料ラベル「10-20-10」の場合
窒素(N)10% / リン(P)20% / カリウム(K)10%
NPK各要素の役割
窒素(Nitrogen)
葉や茎の成長を促進する栄養素です。植物の葉を濃い緑色に保つためにも重要で、アミノ酸・酵素などの生成にも関与しています。
⚠️ 過剰注意:窒素が多すぎると葉の成長ばかりが進み、花や果実の成熟が遅れることがあります。収穫量を増やすには、果実肥大期以降も窒素を安定供給することが重要です。
不足症状:葉が小さくなる、葉色が薄くなるなど
リン(Phosphorus)
根の成長や花・果実の発育に関わる栄養素です。細胞膜の構成成分でもあり、エネルギー生成にも関与しています。
✅ 効果:強い根が育つ・花付きが良くなる・果実の発育が良くなる
不足症状:葉が小型化する、花数が減るなど
カリウム(Potassium)
光合成を助け、耐病性・耐寒性を高める役割があります。根の発達を促進し、細胞壁を強化して植物全体の健康を支えます。
🍓 イチゴ栽培のポイント:カリウムはイチゴが最も多く吸収する栄養素です!
不足症状:細根の生育が悪くなる、病害虫の被害を受けやすくなるなど
QS agri 灌水スタートキットのNPK
弊社の灌水セットでは、4種類の肥料を混合して使用します。その中でもNPKの部分をご紹介します。
BH1
12-36-12
N-P-K
BH2
11-11-33
N-P-K
合計
23-47-45
N-P-K
ぜひ、お手持ちの肥料と比べてみてください。弊社の肥料が、かなり濃度が高い設計になっていることを実感していただけると思います。
QS 灌水スタートキット
QS栽培の施肥設計について
QS栽培の灌水システムでは、肥料の5要素と微量要素をすべて補える設計になっています。難しいことを考えなくても、適切に灌水するだけで植物に最適な栄養を補給できます。
さらに、葉面散布でアミノ酸・カルシウム・珪酸を施肥することで、短い転流で必要な養分が効率よく行き渡ります。これによって、イチゴ栽培に必要十分な施肥管理を行うことができます。
単肥の組み合わせで施肥設計に悩むよりも、
施肥は私たちに任せていただいて、栽培管理に集中していただく。
それが、イチゴ栽培成功の秘訣だと考えています。
まとめ
- ✅ 植物の栄養素は16種類。特に重要なのが肥料の3要素(NPK)
- ✅ N(窒素):葉・茎の成長。過剰注意!
- ✅ P(リン):根・花・果実の発育に関わる
- ✅ K(カリウム):光合成・耐病性・耐寒性。イチゴが最も多く吸収する!
- ✅ QS灌水セット(BH1+BH2)のNPK合計は 23-47-45。高濃度設計です
NPKのバランスを理解することが、施肥設計の第一歩です。ぜひ参考にしてみてください。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう!バイバイ!


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